葬儀・葬式

葬儀のマナーを説明!腕時計やアクセサリーを身に付けて参列はアリ?

訃報はいきなりの場合が多く、時には準備が間に合わない…なんて人もいると思います。
予め準備をして葬儀に参列できるケースもあれば、会社帰りに弔問するケースもあります。
葬儀のときにどんなマナーを意識するべきなのか、
また、腕時計やアクセサリーなどの装飾品はどの程度つけていてもいいのでしょうか。

急な訃報では平服で参列することもある

葬儀の服装

一般的には喪服を着用して参列するのがマナーです。
喪服でも正喪服、準喪服、略喪服と格式が分かれています。
正喪服は喪主などの親族が着用するものです。

例えば男性ならダークスーツに黒のネクタイや白のワイシャツに黒の靴を合わせます。

女性の場合は、黒もしくは地味なスーツやワンピースなどを選び、
黒のストッキングを合わせます(肌色NG)ただ、
いきなりの報告で準備が間に合わないときは、平服のままで参列することもあります。
服装に関してはそのまま調整するのが難しいので、
女性の場合は足元のストッキングだけ履き替えてもいいと思います。

また、装飾品についてはそのモノによって考え方が変わります。
例えば「結婚指輪」や「腕時計」については特に指定はありません。
弔事でも着けていて問題ないものだと言われています。
逆に腕時計を持っておらず、葬儀の途中にスマホを出し時間を確認するのはマナー違反になります。
そのため、時間を確認するためにも、腕時計をつけるのは問題ありません。
ただし、あまりにも華美なデザインや光沢感のある腕時計はマナー違反です。

女性のアクセサリーについても光沢感のないものを選びます。
貴金属は外し、動物の皮を使ったバックや靴、模様なども控えるようにしましょう。
葬儀ではパールのアクセサリーはつけても問題ありません。
ネックレスやイヤリング(ピアス)などで真珠のものをつけますので、
一つ持っていると急な訃報にも慌てません。

また急な連絡だとしても香典や数珠の用意も忘れずに行います。
数珠は仏式のお通夜には必ず必要なものになります。
数珠の数は108個で人間の煩悩の数と同じだと考えられています。
仏様に手を合わせることによって、煩悩が消滅すると考えられています。
数珠は木の珠もあれば石の珠もあり宗派によって素材の決まりなどはありません。

コートやセーターを持っていくのはアリ?

葬儀の時期が冬など寒いときになるケースもあります。
通常の喪服だけでは寒くコートやセーターなどを合わせることもあると思います。
特にお通夜は夕方から夜に行われることが多いので、
防寒対策についても考えておかなくてはいけません。
デザインがシンプルなものであり、黒で光沢感のないものであれば問題ありません。
動物の殺生を連想させてしまうこともあり、毛皮がついているものは好ましくないと考えられています。
またコートやマフフラー、手袋などは葬儀場に入る前に脱ぎ、預けるようにします。

葬儀場によって入り口に預ける場所が設置されています。
焼香台がどこにあるのかなどの違いもありますが、失礼にならないように、
脱ぐタイミングにも注意してくださいね。焼香台に行くときにコートを
着たままだと失礼になってしまいます。

まとめ

葬儀のマナーについて、はじめてのことだとわからないこともたくさんあると思います。
急なことでも喪服が用意できないなんてこともあると思います。
仕事の帰りに葬儀に参列するのであれば平服でも問題ありません。
ただし光沢感のあるアクセサリーや動物の毛皮、
派手な服装にはならないように注意してくださいね。

葬儀のマナーを知っておけば、急な葬儀でも慌てることがなくなります。
葬儀に参列する側なのか、また葬儀をお手伝いする側なのかによっても
マナーが変わりますので気をつけてくださいね。

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